水栓を替えようとしたら取付穴のサイズが合わなかった。スイッチを買ってから、交換には資格が要ると知った。そんな使わなかった設備や資材が、物置に残っていませんか。
建材・住宅設備の買取専門店レコテックです。当店を運営するRebroの買取事業全体でも、個人のお客様が売りに来るきっかけの上位に「新品を買ったが使わなかった・サイズ違い」「施主支給・DIYの余り」が入っています。
先に結論を書くと、売れやすいのは型番のある設備・電材の未使用品です。内装材の半端な量や、開けた塗料には値がつきにくいのが実情です。
この記事の結論
DIYの余りで売れやすいのは、型番のある設備・電材の未使用品です。箱を開けただけなら未使用品として査定できますが、内装材の半端な量や開けた塗料は値がつきにくいのが実情です。
- 型番のある設備・電材は1点から査定に出せる。水栓、照明、スイッチ・コンセントなど
- 開封済みでも取り付けていなければ未使用品の扱い。付属品と外箱をそろえ、資格が要る設備は開ける前に確認する
- 余りはまとめて型番リストと写真で査定に出す。値がつかなければ返品・譲渡・処分へ
DIYで余った建材・設備、売れるもの・売れないものの基準
売れやすいのは型番で値段が決まる設備・電材の未使用品
売れやすいのは、水栓金具、照明器具、LED電球、スイッチ・コンセント、換気扇、浄水器カートリッジ、テレビドアホンといった設備・電材です。ウォシュレットも、未使用品なら売れる品目に入ります。
共通しているのは、メーカーと型番が分かれば1点でも値段の見当がつくこと。DIYで1台だけ余った場合でも査定に出せます。
当店では17カテゴリについて、型番ごとの買取目安価格を住宅設備の買取一覧で公開しています。品目ごとの事情は照明器具、水栓金具、浄水器カートリッジの記事をご覧ください。
値がつきにくいのは内装材の半端な量と、開けた塗料・接着剤
壁紙・床材・タイルは事情が違います。内装材を扱う買取店の条件を見ると、「未開封のケース単位」「50m巻の未使用品」「6畳分以上の未施工品」のように、まとまった量を条件にする店が目立ちます。少量の扱いは店や品目によって違いますが、DIYで残る数本・数枚では条件に届かないことがあります。
塗料や接着剤は、開けた時点で売り物としては難しくなります。カンペハピオは家庭用塗料を「開缶・使用後は、半年以内に使い切るように」と案内しています。セメダインも、シーリング材は未開封で製造から1〜2年が目安としています。開けたあとの品質を確かめにくいため、買取を断られることがあります。
なお、当店が型番ページを公開している17カテゴリに、壁紙・床材・塗料は入っていません。
1個だけ・安いものは単体では値がつきにくい
Rebroの買取事業(エコレ時代を含む)で、お断りした理由として多いのは、単価が低いことと、販売から年数がかなり経っていることです。LED電球が1個だけ、という場合は値がつかないこともあります。
年数は、多くの場合待つほど不利になります。毎年新しいモデルが出る商品は、販売直後なら高く買い取れた。会社全体の買取で実際に感じてきたことです。使わないと決めたら早めに査定に出してください(参考:住宅設備の売り時)。
開封済み・使いかけはどこまで売れる?未開封との線引き
「箱を開けただけ」と「取り付けた」は別の扱いになる
設備の「使った・使っていない」は、家電や雑貨よりも線引きが細かくなります。当店では次のように分けて見ています。
| 状態 | 具体例 | 当店での扱い |
|---|---|---|
| 未開封 | 外箱も封もそのまま | 未使用品として査定 |
| 開封済み・未使用 | 中身を確かめただけ | 未使用品として査定(外箱と付属品も見る) |
| 取り付け・通水・通電のみ | 仮付けや通水をしたが使っていない | 写真と経緯をうかがって個別に確認 |
| 使用済み | しばらく使っていた | ウォシュレットは対象外。ほかは個別にご相談 |
ウォシュレット(温水洗浄便座)は衛生商品なので、使用済み品は買い取っていません(詳しくはTOTOウォシュレットの記事)。リフォームで外した使用済みの設備は「外した住宅設備は売れるのか」をご覧ください。
開ける前に確認したい「資格が要る取り付け」
DIYの余りでよくあるのが、「買ってから、自分では付けられないと分かった」というケースです。
壁に埋め込むタイプのスイッチやコンセントの交換は電気工事にあたり、経済産業省の「電気工事の安全」にあるとおり、電気工事士の資格がなければできません。同省のQ&Aも、壁の照明用スイッチの交換は「電気工事士が工事する必要があります」としています。
水栓にも決まりがあります。指定給水装置工事事業者に頼まなくてよい「軽微な変更」は水道法施行規則で決まっていて、配管を伴わない単独水栓の取り替えや、パッキン・コマの交換などに限られます(国土交通省の解説)。いわき市水道局のように、単水栓以外の蛇口の取り替えは事業者に頼むよう案内している水道局もあります。
取り付けられるか分からないうちは、箱を開けないでください。開けずに残せば、未開封のまま査定に出せます。
開封済みの査定で見られるのは付属品・外箱・保管状態
当店の査定で額が下がる理由は、多い順に次の3つです。
- 汚れ、傷、使用感
- 付属品の欠品
- 新品の場合は、外箱の汚れやシールを剥がした跡
開封済みの品物は、パッキンやビス、取付金具といった施工部材と、取扱説明書、保証書を元の箱に戻してそろえてください。外箱は捨てず、シールも無理に剥がさないほうが査定には有利です。
長く置いていた消耗品は、品質と値段を分けて考えます。TOTOのパーツショップは、未開封の浄水カートリッジなら一般的な保管状態で保管期限は特にないと案内しています。ただ相場はモデルチェンジで動くので、品質に問題がなくても値段は下がることがあります。
余った設備・電材をまとめ売りするコツ
種類がばらばらでも、同じ時期の余りは一度に出す
LED電球やスイッチのように1点では値がつきにくいものも、水栓や照明といっしょに出せば、送る手間も査定のやりとりも一度で済みます。
当店は1品からでも複数点でも買い取っていて、まとめ売りは型番のリストや写真を送っていただくだけで一括査定します。「数量が多くても大丈夫か」はよく聞かれる質問ですが、問題ありません。
同じ型番はそろえ、手元に残すものを先に分ける
同じ型番が複数あるなら、数量をまとめて1行にします。補修用に残したいもの(壁紙の数枚や予備のパッキンなど)は、査定の前に分けておくと話が早く進みます。全部を売る必要はなく、金額を見てから決めて構いません。
宅配買取の送料は、事前査定のうえ当店指定の方法で送っていただければ全国無料です。合意なしに送られると送料がかかる場合があるので、先に査定をお申し込みください。
写真査定に出す前に準備したい型番リストと写真
型番・数量・状態の一覧を作る
書き方は、1行に「メーカー/型番/数量/状態」で十分です。
- パナソニック/(型番)/3個/未開封
- TOTO/(型番)/1台/開封済み・未使用、付属品あり
- (メーカー)/(型番)/2個/仮付けのみ
型番は、外箱のラベルか本体の銘板シールで確認できます。状態は上の例くらいの言葉で構いません。当サイトに載っていない型番でも査定できます。
撮る写真は4種類、状態は細かく正直に伝える
撮っておきたい写真は次の4種類です。
- 外箱の全体
- 型番が読めるラベルや銘板
- 開封済みなら、中身と付属品を並べたところ
- 傷、汚れ、箱の潰れがある箇所
写真だけの事前査定で「査定後の減額なし」を守るため、当店はお客様に状態を細かく教えていただくようお願いしています。届いた品物と査定内容に違いがあれば、こちらから速やかにご連絡します。開封の有無や小さな傷は、先に伝えていただくほうが早く済みます。
写真とリストはLINE査定で送れます。お名前を出さずに聞きたい場合は、匿名査定フォームに型番・数量・状態を入力してください。
売れなかった余りはどうする?返品・フリマ・処分の選び方
買ったばかりなら、まず購入店の返品条件を確かめる
買ってから日が浅いなら、売るより先に返品を考えてください。ホームセンターや通販サイトには、返品の期限や条件(未開封、レシートなどの購入記録など)があります。条件を満たしていれば、多くの場合は売るより損が小さく済みます。
内装材の余りはフリマや地域の譲渡で欲しい人に回す
壁紙や床材、タイルの余りは、同じ柄を探している人や小物づくりに使いたい人には役に立ちます。フリマアプリや地域の譲渡サービスで、欲しい人に直接回すのが向いています。
国民生活センターによると、多くのフリマサービスの利用規約では、トラブルが起きたときの解決は当事者間(個人間)で図ることになっています。発送は追跡できる方法を選んでください。
値がつかないものは自治体のルールで処分する
余った塗料は、日本塗料工業会が「火気のない屋外で新聞紙などに塗り広げ、完全に乾かしてから」可燃ごみとして出す方法を案内しています(固化剤で固める方法もあります)。一部の塗料を拭いた布には自然発火のおそれもあるとしているので、製品ラベルの注意書きも確認してください。
出し方は自治体ごとに違います。当店のある神戸市のごみ分別早見表では、次のとおりです。
- 塗料は市では収集できず、販売店などでの回収を案内。少量なら乾かすか固化剤で固めて燃えるごみ、容器は燃えないごみ(た行の品目)
- 木の端材(板切れ)は燃えるごみ。指定袋に入らないもの、5kgを超えるものは大型ごみ(あ行の品目)
お住まいの地域のルールは、自治体の分別表で確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q: 箱を開けただけの未使用品も買い取ってもらえますか?
はい、取り付けていない未使用品は査定の対象です。ただし外箱の汚れやシールを剥がした跡は、査定額が下がる理由になります。開封したことは査定時にお伝えください。
Q: 一度取り付けた・水を通したものは売れますか?
ウォシュレット(温水洗浄便座)の使用済み品は買い取っていません。設置や通水だけして使っていないものは、写真で状態を見て個別に確認します。ほかの品目も、取り付けた経緯を先にお知らせください。
Q: 余った壁紙や床材は買い取ってもらえますか?
壁紙や床材は、当店が買取目安価格を公開している17カテゴリに入っていません。補修用に少し残し、残りは譲渡や自治体のルールでの処分を考えてみてください。
Q: 何年も前に買った未使用品でも売れますか?
型番と状態しだいです。販売から年数が経った商品は値がつきにくく、モデルチェンジでも相場は動きます。使わないと決めたら早めに査定に出してください。
Q: 電球1個だけでも査定してもらえますか?
1品からでも査定できます。ただ、単価の低いものは1点だけだと値がつかないこともあります。ほかの余りといっしょに出すと、やりとりが一度で済みます。
まとめ
DIYの余りで売れやすいのは、型番のある設備・電材の未使用品です。開封済みでも取り付けていなければ査定の対象なので、付属品と外箱をそろえておいてください。取り付けられるか分からない設備は、資格の要否を確かめるまで箱を開けないこと。余りはまとめて一度に査定に出し、値がつかなかったものは返品・譲渡・処分に回します。
物置の余りは、置いている間のモデルチェンジで査定額が下がることもあります。型番と写真がそろったら、LINEで送ってみてください(お名前を出さずに聞くなら匿名査定フォーム)。売るかどうかは、査定額を見てから決めて大丈夫です。